Zコート処理(乾式亜鉛めっき)とは
亜鉛合金被膜を形成する技術、乾式亜鉛めっき!封孔処理/塗装下地/耐食性向上等の目的で多数採用中。基本的性能や処理設備について紹介
※資料ご請求の際は、資料請求の「その他資料」の部分に
10と記載をお願い致します。
1.こんな方におすすめ!
・塗装下地処理がしたい
・封孔処理(*注1)がしたい
・耐食性を向上させたい
・SUS並みの高耐食表面処理を探している
2.Zコート処理の特徴
①防錆効果 :亜鉛合金被膜は、基材を効果的に防錆し、腐食から保護します。
②封孔処理 :微細な穴やキズを被膜で処理することで、表面を均一に覆い、
保護性を向上させます。
③塗装下地処理:被膜は塗装の密着性を高め、塗膜の耐久性を向上させる
下地処理としても利用されます。
④耐食性向上 :亜鉛合金被膜は耐食性に優れており、対象物を環境からの
腐食や摩擦から保護します。
3.Zコート処理のワンポイント
乾式亜鉛めっき『Zコート処理』とは、高速で鉄亜鉛合金粉(*注2)を
処理対象物に打ち付けて、亜鉛合金被膜を形成する技術のことです。
自動車部品等の防錆表面処理として25年前に認定を受けて以来、
塗装下地処理、封孔処理、耐食性の向上など、
さまざまな目的で幅広く採用されています。
4.Zコート処理資料のラインナップ
こちらの資料では、乾式亜鉛めっきの処理設備である「Zコーターについて」に加え、
「GEOMET処理とは」、「皮膜構造について」、「耐食試験結果」などを
ご紹介しています。
ぜひ、ご一読ください。
【掲載内容】
□乾式亜鉛めっき Zコート処理とは
□乾式亜鉛めっき処理設備 Zコーター(処理設備)について
□皮膜構造について
□GEOMET処理とは
□乾式亜鉛めっき 耐食試験結果
□まとめ
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
※資料ご請求の際は、資料請求の「その他資料」の部分に
10と記載をお願い致します。
*注1)封孔処理
表面に微細なキズや穴がある場合に、それらのキズや穴を被膜で処理することです。
この処理によって、金属表面が均一で緩やかな被膜で覆われるため、
耐食性が向上し、被膜の密着性も見られます。
製品の耐久性や品質を向上させるために、非常に重要な工程となっています。
*注2)鉄亜鉛合金粉
鉄と亜鉛を主成分として合金化した微粒子の粉末のことです。
鉄亜鉛合金粉は、その優れた特性から幅広い産業で利用されており、
多くの製品の耐久性や品質向上に貢献しています。
【合金化の目的】
・鉄と亜鉛の特性を組み合わせることで、それぞれの独自の特性を補完し、
新たな優れた性質を持つ合金を獲得することです。
・亜鉛の錆を防ぐ性質を鉄に与えることにより、
鉄の耐久性を向上させることができます。
【特徴】
・耐食性 :亜鉛は鉄よりも電気陽性度が高く、鉄を保護することができます。
そのため、鉄を酸化や腐食から守ることができます。
・優れた密着性:鉄合金亜鉛粉は、他の材料との密着性が高いため、
塗装やメッキの際に広く使用されます。
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